エイリアンズ/KIRINJI
会ってきました。
わたしがおもっている以上に、
彼はことばが足りないひとです。
もう、彼のなかでは
わたしは"お付き合いをしている対象"だそうで、
久しぶりに会った同級生たちに
わたしと付き合っている旨を伝えた、との事実を聞きました。
待てよ、まてまて。、
わたしは、そんなご身分じゃない、と思いつづけて
なかば悩んですら居たんだぞ…、。
まあ、それなら、それでよいが…
わたしは見知らぬうちに、
猫の身分から恋人に昇格をしたのであります。
なんだかなー、。
これからも、彼の"ことばの足りなさ"には
悩まされる気がして、ならない。
わたしは、帰依後、
怒涛の迫りくる激的な腹痛に耐え、
のたうちまわり、意を決して婦人科にかかりました。
結果、
悪性やガン要素あるものではないが
良性の腫瘍が子宮内にあることがわかりました。
"子宮筋腫"です。
食欲がなく、睡眠もあまり摂れないぐらい、
お腹が痛くて
床にて、
"いっそのこと、殺してくれーーー!!!、"
などと叫ぶ始末
彼がしんぱいして、
わざわざ、往復5時間の電車の旅を経て
貴重な休みを割き、
わたしの様子を見にきてくれました。
宅急便で
食材やお菓子、
クッションやだいすきなパンどろぼうのグッズを送ってくれました。
わたしは、
こんなふうに男性に愛されたことが
いままでありません。
どう、お返事したらいいのか、
どう、この感謝のきもちを伝えたら相応しいのか、
ずっとかんがえてしまいました。
いっしょに食べたバーのハンバーグ。
すこしの滞在時間だったけれど、
あっという間に時間がきてしまったから駄々をこねてしまったけど、
とても、とても、
うれしかったんだ。
だれかを大切にしたいなら、
自分をも大切に、すること。
…まだまだ、わたしは未完で出来損ないです。
すこしずつ、変えていけたら、いい。
自分を大切にすることを、
覚えていけたら、いいな。