バナナの皮/syrup16g
長いようでいて、あまりにも短かった5ヶ月間。
そうか、半年にも満たなかった、のか。
わたしは恋に敗れました。
そして、毎日その人のことを考えては、
浮き足立った日々を送っていたことに気付き、
しあわせだったなあ、って心底、想いを噛み締めています。
何も喉を通したくなくなって、すぐ、
母からもらった国産のニンニクの存在になぜか、気付いたわたしは、
精を付けねばな!、と酒のチカラに頼ることなく、ガーリックライスを作りました。
ちゃんとクックパッドみたよ!、笑
彼は、誠実で真面目で、
"レールから外れない"ひとです。
その若さからは想像が付かないぐらいの誠実さゆえに、
誰に対してもおんなじように接する姿を見ていて、わたしは心底、そういう情に流されないところ、好きでした。
逆に、媚びへつらうことをまだ知らないのか、
したくないのか、わからないけれど、
相手のきもちを尊重するとか、
協調性に欠けた部分があり、
彼のことを色々と難儀に云うひとも居ました。
わたしは彼を褒めることで、
讃えるように尊重していました。
"若さ"があったとしたって、
彼はちゃんとひとりの人間で、
半人前にも満たないのかもしれない、でも、
わたしやみんなと同じように、護られる権限が、ある筈でした。
いまとなっては、。
彼にまつわることでわたしは全力、最善を尽くしたつもりです。
いい先輩として見ています。
って彼がわたしの告白に対して、わたしの目を見て、しっかりと冷静にお返事、伝えてくれたこと、とっっても、
とっっても!!、うれしかった。
わたしは恋に敗れました。
でも、なぜだか気分が良いのです。
でも、なぜだか、至極しあわせな気分なのです。
ミスチルのGIFTが大好きな、メモを頑なに取らなかった彼に、
プレゼントしました。
海外製のちょっといいボールペンに、わたしが6月ライブ、半世紀のエントランスで買った、GIFTのジャケ写のステッカーを貼って、オリジナルにしました。
料理も裁縫も、無器用なわたしは包装紙で丁寧にラッピングをしました。
"長い間、君に渡したくて
強く、握りしめていたから、
もう、グシャグシャになって
色は変わり果て
お世辞にも綺麗とは言えないけど"
GIFTの歌詞通りの仕上がり。笑
さよならの送別品。
わたしは、また彼の居ない日々に漕ぎ出していきます。
でも、大丈夫。
わたしは彼のお返事を聞いてからというもの、泣くことをやめました。
今なら、
ミスチルのGIFTを聴いても、
泣かずにいられる自信がある。
悲観的にならない自信があります。
だから、大丈夫。
プレゼントを渡したあと、
彼が、
"○○さん、いっしょに写真撮りましょうよ。"
ってわたしに言ってくれて、
なぜか、ツーショットで写真を撮ってもらいました。
姉妹みたいだ。
とみんなから言われたよ。笑
とっっっても!うれしかった。
わたしは"わるい先輩"です。
決して"いい先輩"ではなかったよ。
ぶる、つもりも、ない。
でも、最期は!、
すこしだけ、
君の云う、
"いい先輩"に近付けたかな?、
どうかな?、
今日も、心から。
ありがとう。
だいすきでした!!!!!!!!!、、
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