24h

Don't say "lazy"/桜高軽音部

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不発弾的な記事が下書きに沢山。

ゴールデンウィークから5月半ばまで連勤が続きました。しかしとても配慮いただいたシフトで、ジリジリと一日を一日ずつと考えこなしていました。7日は家族がわたしの誕生日のお祝いにと予定を空けていてくれ、GINZA SIXに行って来ました。

4月20日にOPENしたそのショッピングモールには、草間彌生さんのオブジェがあり、母もわたしもスマホのカメラに収めました。仕事終わりの妹と父は夕方に合流予定でした。

 

お目当ては化粧品のフロアーです。shu uemuraやRMK、DiorにCHANELなど見ているだけでもワクワクするお店の並びに、わたしは久しぶりに浮き足立った感情に見舞われました。YSLのリップスティック、ネットでは在庫なしで完売が続いているヴォリュプテティントインバームのNo.2が欲しかったのでした。 

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ネットだと刻印を入れられるので、誕生日とわたしのイニシャルが入ったものを注文できたらなと思っていたのですが、在庫がなかなか復活せず、他店舗の在庫もなく、商品だけならGINZA SIXで限定発売されていると知り、実際にタッチアップしてもらえたり、CHANEL自動販売機や、Dior新作のリップも見てみたかったので、踊らされるように銀座へ向かったのでした。

 

No.3のティントインバームが薄付きで普段遣いしやすいカラーであることは分かったのですが、それより少し、ピンク寄りなNo.2を買ってみようと決めました。タッチアップしてくれたお姉さんに、ラディアントタッチ(スティック型のコンシーラー)も使ってお化粧直しをしてもらい勧められましたが、YSLのマニキュアが、ムラなく均一に綺麗に塗れ、乾きも早く便利で重宝していて、他の色も欲しかったため、検討します、と返し、今回はブルーのマニキュアを選びました。

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綺麗なブルーです。これからまだ2日はお休みなので塗ってみたいと思います。

ティントインバームはリップの中央に唇のマークが入っていて、こんな感じです。

 

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中央のピンク味の強い唇部分にティント効果があるそうですが、塗ってみると全体的に薄付きでティント効果はあまり感じられませんでした。普段アイメイクが濃くなりがちなわたしはリップスティックを塗ることがあまりありません。がっつり発色するものは避けたいのですが、30代になってそろそろ唇にも色が欲しくなってきたのは事実です。

 

古着屋さんで働いていたときにYSLのお洋服について、先輩である店長さんに教えていただいてから、その大人っぽい深い色合いが好きになりました。しかし憧れてはいても手にしたことはなかったので、パッケージの可愛さも相まり気分も上がるのでこれは持っているだけでもいいかなと思い購入しました。記念日的な意味合いも込めて、いつもよりワンランク上の贅沢。

リップスティックのYSLのロゴ部分は、ペンチなどで分解すると指輪になるそうなので、使い切ってしまったらわたしも救出して指輪にしてみたいです。

 

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夕方、父と妹と合流しホテルで飲み放題ディナーをいただきました。お料理はどれも美味しく、デザートにバースデーケーキと、生ピアノの演奏で『Happy Birthday nozomi〜♪』と歌っていただきました。

終始、父が居酒屋にいるようなスタイルを貫こうとして浮きまくっていたので、母と妹とわたしは度々ドキドキしていました。

 

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素敵な誕生日になるよう、手配してくれた妹に感謝しています。

31歳になり歳を取りました。しかし卑屈になるのではなく、歳を重ねるごとに自分や自分の身の回りに誇りを持って、胸を張っていれるようにいたいなと思います。

 

夜は家族でカラオケに流れました。『限界だ、眠い。』と始めこぼしていた父が結局、一番楽しんでいました。、iPhoneの録音機能を起動させておきました。

以下セットリストです。

 

1.ロビンソン/スピッツ(母)

2.心の旅/GO!GO!7188(わたし)

3.翳りゆく部屋/エレファントカシマシ(父)

4.かもめ/浅川マキ(妹)

5.木綿のハンカチーフ太田裕美(わたし)

6.舟歌八代亜紀(母)

7.守ってあげたい/松任谷由実(父)

8.恋の季節ピンキーとキラーズ(妹)

9.いいわけ/シャ乱Q(わたし)

10.埠頭を渡る風/松任谷由実(母)

11.コーヒールンバ井上陽水(父)

12.バージンブルース/戸川純(妹)

13.ギプス/椎名林檎(わたし)

14.圭子の夢は夜ひらく/藤圭子(母)

15.ゆうべの秘密/小川知子(妹)

16.キラーチューン/東京事変(わたしと妹)

17.定食屋/ブリーフ&トランクス(妹とわたし)

18.初日/AKB48(父)

19.ペッパー警部GO!GO!7188(全員)

 

妹の声量が半端なくあってマイクが要らないぐらいでした。彼女は音楽活動をしているので、生歌を聴けるのは随分と贅沢です。戸川純がここぞとばかりにすごく似合っていました。全体的に、予約を入れたのが誰か書いておかないと、誰が何を入れたのかわからなくなってしまうような、懐かしめの選曲です。4人が知っている選曲ばかりだったので、大合唱して騒ぎノリノリでした。

母は相変わらず別れをテーマにした曲ばかり(自覚なし)選び、特に八代亜紀舟歌は掠れた声が似合っていました。

父は最近、YouTubeエレファントカシマシさんが演奏する荒井由美の『翳りゆく部屋』を鑑賞するのが日課になっているらしく、歌い上げていました。父の歌声どうこうでなく、歌詞テロップを眺めていたわたしは不覚にも涙が出てしまいました。いい曲だなと素直に思いました。←

 

でも、もうラスト2曲しか歌えない状況で、家族が知らないAKBの曲を歌う、と言って聞かず、選曲し、マイクをサイリウムのように振りかざし熱唱する父に、母と妹とわたしは大ブーイングで、その様子がバッチリ録音されていました。一番を歌い終わったところで、『まだ歌うの、、?』と妹の声。『一番でもう十分、頑張りは伝わったよ!』(妹)などと父とわたしたちの温度差が感じられる仕上がりで、今聴いてみても思わず吹き出してしまいます。『歌詞が良いんだ!真面目に聴け!!!』と、煽る父。しかし母に至っては持参した大好きなおやつ、無印良品の『するめシート』をガジガジ咥え始める始末。

曲が終わると、母の声と3人の拍手が聞こえ、『良かった良かった!』『そうだよ!夢は叶うよ!』パチパチ(拍手)『叶う叶う!』『叶ってくれなきゃ困るよ!』『3番まで聴いたんだから!叶ってくれなきゃ困るよ!!』 (全て母。)、、さっきまでするめをかじってウワノソラだった人の感想とは思えないdisり具合に、わたしの家族の真髄をみた気がしました。

 

和気藹々として仲が良さそうに見えて、実は本当のところ、、、的な部分もあまり隠さずに発言する、てんでバラバラな感じは、家族という部分や要素で今、とてもバランスが取れているようにみえます。わたしが10代の時の4人ではもう、4人ともなくなっている。わたしの誕生日を家族で祝うのは、おそらく7、8年振りの出来事です。

ここ何年かで一番楽しい誕生日でした。

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妹が書いてくれたメッセージカードにわたしの似顔絵が書いてあってすごく嬉しかったので載せておきます。

不発弾をやっと1つ、まとめられた達成感でスッキリです。

これからもよろしくお願いします。おやすみなさい。