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官能漂流/EGO-WARAPPIN'

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先週の土曜日から、東京に住んでいる妹が泊まりにきています。

5年以上前、東京で一人暮らしを決め、実家を飛び出した妹は、わたしにはない部分をたくさん持っていてアクティブな子です。わたしと妹は3つ歳が離れていて、容姿は真逆の趣きなので、姉妹には見られない事が多いです。

彼女はお化粧をしません。原色の限りを尽くし髪型を変えまくるわたしとは異なり、妹は一度も髪を染めたことがありません。黒髪で、一時期は腰上くらいまで長い髪型をしていました。肌の色も、わたしは母似で白いのですが、妹は父に似て肌のトーンは暗めです。洋服も、彼女はアジアンテイストな物や、70年代風なボトムや柄物シャツなどを好みます。わたしは今でこそ落ち着きましたが当時は極彩色のワンピースや、原色にこだわった服装が好きで、60年代の女の子に憧れていて、とにかく待ち合わせに便利だ、と言われるくらい街で浮いていました。妹は都内を中心に自身の歌でライブ活動を行なっていて、最近はバンドでの編成でもライブをしているようです。

 

この5年間、彼女からのヘルプサインは少なく、今回、声を掛けてくれたことがわたしは嬉しくもあります。もともとわたしも彼女もトラブルメイカーなので、いろんなことから心身ともに危機にさらされる場面が、年間を通して3回以上は訪れるのですが、わたしは近年仕事に専念しているため様々な危機的状況を免れています。彼女はどうかな。、都会の人がたくさん暮らす街で、何事もない日々なんてきっと望めないと思うからいつも心配です。妹は普段あったことを、わたしのように垂れ流しで話したりせず、周囲に迷惑を掛けまいとして発言、行動する癖が幼い頃からの常です。彼女自身気付いているかどうかは別として、同時に自分を卑下しすぎている部分が強くあります。自分に自信がない、部分はわたしも彼女も精通しているのかもしれません。

 

母が作ってくれるご飯を一緒に食べて、母や妹と話す時間は貴重です。

昨日は母と父が当時に知り合った場所、JAZZ BARでトリオのジャズライブがあり、3人で行ってきました。そのBARはお酒もお料理もすごく美味しくて、マスターもその奥様も優しい、素敵なお店です。わたしは普段あまりお酒を飲まないので、フランボアーズ・オレンジという軽いカクテルを2杯、頂きました。贅沢な時間。

今日も妹はライブ帰りにうちに泊まるので、今、母がお刺身丼を作ってくれています。妹の気持ちが健やかになるように、わたしも母もいつも心配しながら、願っています。

 

写真は、宮崎の延岡で父がよく学生時代に通っていた、たい焼き屋さんの『ハムタイMAX』という、ゆで卵丸ごと一個や、ハム、チーズ、キャベツ、などが入っている焼き菓子です。一個食べたらお腹いっぱいです。また4月の従兄弟の結婚式で、宮崎に行く機会があるので、今度は家族4人で寄りたいと思います。