24h

いいわけ/シャ乱Q

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朝、8:30。通勤の電車内。

一番奥の端の席に座っているスーツ姿のサラリーマンの人が、イヤフォンで音楽を聴いていました。わたしはちょうど斜め向かいに立っていて、たまたま、サラリーマンの方がスクロールするスマホの画面が、目に入ってしまいました。

そこには、ピンク色の背景に白い字で『シャ乱Q』と書いてあり、CDジャケットのようでした。サラリーマンの方は、わたしより年上に見え、おそらく30代後半から、それ以上の歳ぐらいの年代の方だったように思います。

後になって調べてみるとそれは、ベストアルバムで、〜四半世紀伝説〜という名前のCDでした。四半世紀、ベスト、と名の打つ通り、収録曲はどれもわたしが当時聴いていて記憶しているモノばかりでした。

 

友達と悪ノリしながらカラオケで歌ったり、ギャンブル好きの父がパチンコ屋のBGMで『いいわけ』を聴いて、『いい歌だな。』(父のいい歌、の基準といわんとする意図が分からない発言)とこぼしていたことなどを思い出しました。同時に、別れの歌を多く歌っているシャ乱Qなので、そのサラリーマンの方にも、恋をしてきた経歴があり、何かしら心に響く要素があって、ほぼ満員の電車内、朝からそれを聴いていたのかな、と思いました。もしかしたら、失恋した直後のタイミングだったのかもしれません。

 

実は、わたしが初めて自分のお小遣いで買ったCDは、シャ乱Qの『ズルい女』と、岡本真夜さんの『tomorrow』、二枚の8cmCDシングルでした。当時、小学校3年生。すごく対照的な印象の2曲ですが、どちらも盤が擦り切れるまで聴き込んだ記憶があります。90年代の匂いがして、今でもたまに、思い出したように懐かしんで聴きます。

偶然、わたしがいる車両に乗り合わせてしまい、こんなわたしの自動思考にお付き合いいただいたサラリーマンの方には、申し訳なくも、。

 

今日は、午前中で就業時間が終わったので、だいすきな多田便利軒のDVDを観て、仮眠もしました。近頃、びっくりするような出来事があって、それをブログでまとめるのに苦戦していて、なかなか記事をupできていなかったので、このくらい、書きます。

おやすみなさい。