24h

生きのばし/Theピーズ

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先週末、母が一泊旅行に伊豆に出かけ、わたしは家で大人しく、久しぶりの1人の時間を堪能しました。お土産にこの時期しか取れないというニューサマーオレンジのジュースと、料理や美容のお手入れにも使える椿油を貰いました。

 

1人だからといって特にすることもなく、こちらに書き留めていられないでいるCDを聴いたり、LIVEのDVDを観て、一夜が明けました。母がもし、いつか、わたしの前から、何らかの理由で消えてしまったら。という、妄想を働かせ、すこし絶望的な気持ちになったりしていました。わたしはまだまだ、己の芯がブレやすく、未熟で、母なしでは実際のところ上手くこの世でやっていけるかどうか、非常に怪しいのが本当のところです。

でもそんな日がいつかきたら、嫌でもやっていかなければならない。覚悟が有る、無いを問うている時間すら、その時はきっと猶予されないのでしょう。母に感謝する、考え直す、いい機会をもらえた気がします。

 

それから、十代の頃からのわたしの憧れの人が先日結婚式を挙げたらしい事を、小耳に挟みました。わたしが31歳になるように、その人もいく日もの1日を過ごし、変わっていったということや時間の流れの速さにビックリさせられます。

 

ボロボロになっても、決して諦めたりせず、まっすぐに自分の信念を持っていて、フェアな場所で日々、自分と対峙するように闘っている。わたしには本当に憧れしかない、大切なその人は、これから新しい現実を掴むため、新たなスタートを切った、という事なのでしょう。

 

わたしは、それを誇らしく思います。今までもこれからも、遠くから、わたしの憧れのその人をわたしは応援したいと思います。

 

取り急ぎ、

しかし、忘れてはならない1日が今日であった事をここに書いておきます。

 

おやすみなさい。

天体観測/BUMP OF CHIKEN

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おはようございます。

朝にブログを書くのは創業以来はじめての試みです。

もうなんだか何が言いたいんだか分からない、話題を膨らませ過ぎて取集がつかなくなっている記事が多々、下書きに溜まっているので一旦、それらをリ・セットしたつもりになって、心新たにしたためたいと思います。

 

簡単な事柄でいい。!

そう、!この間、お弁当箱を新しくしました!

ハリボーグミみたいな色合いでデコボコして洗いにくいけれど、愛着を持って使っていけるのならば、と思い、またお弁当箱の面積を小さくしたくもあったので、こちらにしました。他にオレンジ色と黄色の展開があり、わたしは持っているお箸入れと同じショッキングピンクの物に決めました。色でだいぶ迷いました。

 

大きさも、腹八分目にしておかないと午後、必ずや睡魔に襲われてしまう瞬間があるので、このサイズで今のところ、ちょうどよいです。カバンの中でも以前より場所を取らないのでいい感じです。

お弁当を作ってくれる母にはとても感謝しています。強力粉と薄力粉を間違えて(意識的にではなく故意に、なので尚タチが悪い)どっしりとしたホットケーキをこさえてしまうような塩梅の調理法で、材料を揃えるところからつまづきを見せる料理の苦手なわたしは、幼い頃からトラウマ級に火が怖くて、調理に踏み出せず、母に頼りっきりなのでこれから少しずつ改善していかなければと思っています。

近々、最近毎日暑くなってきたので、火を使わない、コーヒーゼリーを作ってみようとスーパーでゼラチンを買ってきました。また上手くできてもできなくても、結果をこちらに速報しようと思います。

 

最近(といってもここ二日分の記事)、表題の楽曲に少し前の曲を挙げているのには訳があります。つまらない話ですが、また、アプリゲームにハマってしまいました。今度は音ゲーです。今人気の〜、という媒体について調査をするべくダウンロードしたゲームだったのですが、危うく課金しそうになるほどハマってしまいました。

 

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そうです。『バンドリ!』です。わたしの好きなキャラクターは青葉モカちゃんです。マイペースさがまったりします。写真は美竹蘭ちゃんです。わたしはアフターグロウファンです。レア度星4★★★★のキャラクターなかなか出ないので、引き当てた時はビックリします。音ゲーは小学生の時に友達とよくプレイしていたパラッパラッパー以来で、わたしは上手く演奏に乗ってタップできませんが、面白いです。引き続き、無課金で楽しみたいと思います。 ブログのタイトルになっていたのは、頻繁にこちらをプレイしていたため、その楽曲名でした。

 

今日はこの辺りで。

コーヒーゼリー、上手くできるといいな。

 

Don't say "lazy"/桜高軽音部

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不発弾的な記事が下書きに沢山。

ゴールデンウィークから5月半ばまで連勤が続きました。しかしとても配慮いただいたシフトで、ジリジリと一日を一日ずつと考えこなしていました。7日は家族がわたしの誕生日のお祝いにと予定を空けていてくれ、GINZA SIXに行って来ました。

4月20日にOPENしたそのショッピングモールには、草間彌生さんのオブジェがあり、母もわたしもスマホのカメラに収めました。仕事終わりの妹と父は夕方に合流予定でした。

 

お目当ては化粧品のフロアーです。shu uemuraやRMK、DiorにCHANELなど見ているだけでもワクワクするお店の並びに、わたしは久しぶりに浮き足立った感情に見舞われました。YSLのリップスティック、ネットでは在庫なしで完売が続いているヴォリュプテティントインバームのNo.2が欲しかったのでした。 

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ネットだと刻印を入れられるので、誕生日とわたしのイニシャルが入ったものを注文できたらなと思っていたのですが、在庫がなかなか復活せず、他店舗の在庫もなく、商品だけならGINZA SIXで限定発売されていると知り、実際にタッチアップしてもらえたり、CHANEL自動販売機や、Dior新作のリップも見てみたかったので、踊らされるように銀座へ向かったのでした。

 

No.3のティントインバームが薄付きで普段遣いしやすいカラーであることは分かったのですが、それより少し、ピンク寄りなNo.2を買ってみようと決めました。タッチアップしてくれたお姉さんに、ラディアントタッチ(スティック型のコンシーラー)も使ってお化粧直しをしてもらい勧められましたが、YSLのマニキュアが、ムラなく均一に綺麗に塗れ、乾きも早く便利で重宝していて、他の色も欲しかったため、検討します、と返し、今回はブルーのマニキュアを選びました。

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綺麗なブルーです。これからまだ2日はお休みなので塗ってみたいと思います。

ティントインバームはリップの中央に唇のマークが入っていて、こんな感じです。

 

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中央のピンク味の強い唇部分にティント効果があるそうですが、塗ってみると全体的に薄付きでティント効果はあまり感じられませんでした。普段アイメイクが濃くなりがちなわたしはリップスティックを塗ることがあまりありません。がっつり発色するものは避けたいのですが、30代になってそろそろ唇にも色が欲しくなってきたのは事実です。

 

古着屋さんで働いていたときにYSLのお洋服について、先輩である店長さんに教えていただいてから、その大人っぽい深い色合いが好きになりました。しかし憧れてはいても手にしたことはなかったので、パッケージの可愛さも相まり気分も上がるのでこれは持っているだけでもいいかなと思い購入しました。記念日的な意味合いも込めて、いつもよりワンランク上の贅沢。

リップスティックのYSLのロゴ部分は、ペンチなどで分解すると指輪になるそうなので、使い切ってしまったらわたしも救出して指輪にしてみたいです。

 

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夕方、父と妹と合流しホテルで飲み放題ディナーをいただきました。お料理はどれも美味しく、デザートにバースデーケーキと、生ピアノの演奏で『Happy Birthday nozomi〜♪』と歌っていただきました。

終始、父が居酒屋にいるようなスタイルを貫こうとして浮きまくっていたので、母と妹とわたしは度々ドキドキしていました。

 

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素敵な誕生日になるよう、手配してくれた妹に感謝しています。

31歳になり歳を取りました。しかし卑屈になるのではなく、歳を重ねるごとに自分や自分の身の回りに誇りを持って、胸を張っていれるようにいたいなと思います。

 

夜は家族でカラオケに流れました。『限界だ、眠い。』と始めこぼしていた父が結局、一番楽しんでいました。、iPhoneの録音機能を起動させておきました。

以下セットリストです。

 

1.ロビンソン/スピッツ(母)

2.心の旅/GO!GO!7188(わたし)

3.翳りゆく部屋/エレファントカシマシ(父)

4.かもめ/浅川マキ(妹)

5.木綿のハンカチーフ太田裕美(わたし)

6.舟歌八代亜紀(母)

7.守ってあげたい/松任谷由実(父)

8.恋の季節ピンキーとキラーズ(妹)

9.いいわけ/シャ乱Q(わたし)

10.埠頭を渡る風/松任谷由実(母)

11.コーヒールンバ井上陽水(父)

12.バージンブルース/戸川純(妹)

13.ギプス/椎名林檎(わたし)

14.圭子の夢は夜ひらく/藤圭子(母)

15.ゆうべの秘密/小川知子(妹)

16.キラーチューン/東京事変(わたしと妹)

17.定食屋/ブリーフ&トランクス(妹とわたし)

18.初日/AKB48(父)

19.ペッパー警部GO!GO!7188(全員)

 

妹の声量が半端なくあってマイクが要らないぐらいでした。彼女は音楽活動をしているので、生歌を聴けるのは随分と贅沢です。戸川純がここぞとばかりにすごく似合っていました。全体的に、予約を入れたのが誰か書いておかないと、誰が何を入れたのかわからなくなってしまうような、懐かしめの選曲です。4人が知っている選曲ばかりだったので、大合唱して騒ぎノリノリでした。

母は相変わらず別れをテーマにした曲ばかり(自覚なし)選び、特に八代亜紀舟歌は掠れた声が似合っていました。

父は最近、YouTubeエレファントカシマシさんが演奏する荒井由美の『翳りゆく部屋』を鑑賞するのが日課になっているらしく、歌い上げていました。父の歌声どうこうでなく、歌詞テロップを眺めていたわたしは不覚にも涙が出てしまいました。いい曲だなと素直に思いました。←

 

でも、もうラスト2曲しか歌えない状況で、家族が知らないAKBの曲を歌う、と言って聞かず、選曲し、マイクをサイリウムのように振りかざし熱唱する父に、母と妹とわたしは大ブーイングで、その様子がバッチリ録音されていました。一番を歌い終わったところで、『まだ歌うの、、?』と妹の声。『一番でもう十分、頑張りは伝わったよ!』(妹)などと父とわたしたちの温度差が感じられる仕上がりで、今聴いてみても思わず吹き出してしまいます。『歌詞が良いんだ!真面目に聴け!!!』と、煽る父。しかし母に至っては持参した大好きなおやつ、無印良品の『するめシート』をガジガジ咥え始める始末。

曲が終わると、母の声と3人の拍手が聞こえ、『良かった良かった!』『そうだよ!夢は叶うよ!』パチパチ(拍手)『叶う叶う!』『叶ってくれなきゃ困るよ!』『3番まで聴いたんだから!叶ってくれなきゃ困るよ!!』 (全て母。)、、さっきまでするめをかじってウワノソラだった人の感想とは思えないdisり具合に、わたしの家族の真髄をみた気がしました。

 

和気藹々として仲が良さそうに見えて、実は本当のところ、、、的な部分もあまり隠さずに発言する、てんでバラバラな感じは、家族という部分や要素で今、とてもバランスが取れているようにみえます。わたしが10代の時の4人ではもう、4人ともなくなっている。わたしの誕生日を家族で祝うのは、おそらく7、8年振りの出来事です。

ここ何年かで一番楽しい誕生日でした。

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妹が書いてくれたメッセージカードにわたしの似顔絵が書いてあってすごく嬉しかったので載せておきます。

不発弾をやっと1つ、まとめられた達成感でスッキリです。

これからもよろしくお願いします。おやすみなさい。

月の逆襲/クリープハイプ

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4/15、16の結婚式のまとめが、写真、記事共々たくさんありすぎて、まだまごついている状態なので、わたしがこのブログを始めた理由に基づいて、日々が過ぎ去っていくだけのものにならないため、宮崎から帰郷したその後の日常の様子を書こうと思います。

 

4/25は、昨今リリースがコンスタントなクリープハイプのシングルと、待ちに待ったでんぱ組.incの映像商品のフラゲ日でした。

 

近頃、予算によりROLLYさんのLIVE CDを買うのを我慢していて、新しい音楽に触れるドキドキが不足気味(すぐ不足気味な心持ちになる)だったので、今となっては珍しく、実のところすごくお役立ちな、CDプレイヤーという媒体を持って出掛け、クリープハイプの『イト』を購入後、すぐに外装のビニールをバリバリと剥がし、開封、試聴。休憩時間に聴き始めました。シングルCDは何度もリピートをすることによって楽曲や歌詞にいろんな意味が込められている、それにハッと気付き、まつわる妄想までもを脳内リピート出来るのでじっくり、曲を聴くことが可能です。

 

わたしのCDプレイヤーは、赤い、ということ以外、あまりいいところのない機械だと思っていましたが、25日はこのプレイヤーに随分、助けられました。今回の『イト』の初回限定盤にはライブCDが付いています。こちらもじっくりリピートをして帰りの電車のなか、聴いていました。

 

以前、TVドラマの主題歌にクリープハイプの『鬼』が抜擢されたとき、わたしは自宅にTVがないのでそのドラマとのマッチング具合いについては、推し量ることがついぞできなかったのですが、ドラマを視ていた(今は交流のない)K先輩の話によると、『あんまりクリープハイプって好きじゃなかったし、自分のなかでしっくりきてなかったけど、この(鬼)って曲、すごくドラマにマッチしてた!鳥肌が立つぐらいでさー、ビックリしたよ!』とのことでした。

 

今回の『イト』は、映画『帝一の國』の主題歌に起用する曲なのだそうです。作詞作曲ボーカル・ギターの尾崎世界観さんは『鬼』の時のように、或いは『アイニー』の時のような、すこぶるいストライクな楽曲を作ってくれたのではないかな、と一人、わたしは思っています。菅田将暉さんの映画を最近よく観てしまうので、この映画も観てみようかな。

 

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こんなブログを昨日したためていると、今日29日。

 

久しぶりにK先輩に会いました。遠い地域に行ってしまったK先輩でしたが、いきなり突如としてわたしの目の前に現れたので、非常にビックリしました。帰郷されたらしく、これからまたお世話になる機会が増えそうです。

 

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わたしは、K先輩のことを出会ってから後半、良い悪友のように思っていたので、また、いい意味での?悪ノリにまつわる悪ふざけができそうで、ちょっと楽しみです。同時に、自分の初心を忘れがちだった最近のわたしは背筋がシャンとする思いがしました。今一度気合いが入りました。

 

どうしたら自分らしさを取り戻せるかという問題は、いつだって、古くからの友人やいつもわたしを受け止めてくれる家族、つまり、わたしの普段を見ていてくれる人と再び久しぶりに会うことによって、昇華されています。当時、信念的な部分からわたしとぶつかることの多かったK先輩も然り、の存在だったのだなと、今日は気付かされました。

先方の相変わらずなマイペースさにビックリしましたが、わたしも人のことは言えた口ではないので、お互い様よね。

 

クリープハイプの新譜は、ベースの長谷川カオナシさん作詞作曲の『月の逆襲』がとてもお気に入りです。独特の雰囲気があり他に類を見ない感覚のもと、日常のみんなが感じている事柄を背景に展開している、というギャップ。聴いていて面白くて、メロディーは心地良いです。わたしも、日常に潜む個性を見つけられるような安定性、または不安定性を持ってした精神状態でいられたらいいなと、思います。(遠い目)

 

来週末、家族がわたしの誕生日を祝ってくれるそうです。ここ何年も家族で誕生日を過ごしていなかったわたしはすこし恥ずかしくも、7日をとても楽しみにしています。

 

目が閉じてきました。おやすみなさい。

実験4号/Theピーズ

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 週末は結婚式に参加してきました。

以下、4月15日以前の文章。

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飛行機に乗っています。

 

一昨日まで装いの目処が全く立たず、困っていました。靴や、カバン、アクセサリー、それこそまずはドレスまでまだ用意しておらず、地元の粋な古着屋さんに相談に行ってきました。アメリカ帰りの店長さんが、たくさんのアクセサリーに囲まれながら店番をしていて、結婚式に参加する旨を説明すると、すぐさま3つのワンピースを、これはどうかな、と出してくれました。

 

綺麗なグリーンの総柄の、少し形の変わった巻きワンピースと、藍色に大胆なフェザー総柄の、フリルの付いたスタンドカラーでシックなワンピース。そして、一見するとドット柄のポンチョに見えるベストと、所々フリルがあしらわれた同じ柄のシャツのセット。ドット柄はワンピにしては短い丈なので、ボトムが必要になります。

 

フェザー柄のワンピースを試着しました。サイズぴったりで一安心。結婚式には派手すぎる柄かなと思いきや、着てみると襟のフリルが上品で、スカート部分のプリーツも動くとふわふわ揺れて、これなら結婚式に行ける!と確信しました。さすが店長さん。もうほぼほぼこちらのワンピをいただくことに決まって、たくさんある中からアクセサリーも吟味しました。

 

祖母の形見で、母から、細かい淡水パールの連なっている短いネックレスを借りる予定だと店長さんに話したら、キラキラ光る星と雫のピアスを勧めていただきました。耳たぶにくる部分がパールで出来ているため、しっくりくるだろうとのことでした。普段使いにも使えそうで、結局、そのピアスとワンピースを頂きました。

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残るミッションは、クラッチバッグと靴です。もう、出発の日時が迫ってきているので、足早に、ちゃちゃっと支度します◎

 

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行きの飛行機の離陸時の揺れが恐くて、またブログを書いて気を紛らわせていました。

結局、結婚式の装いは、靴を母に貸り、クラッチバッグは普段使いもできそうなシンプルな深緑色のショルダーバッグAZUL by moussyで安く購入し、用意しました。

 

書きたいことが山積みです。久しぶりな家族旅行はとっても面白かったです。

また、つらつら書きます。

今日のところは、おやすみなさい。

Lunch Time Funk/Charisma.com

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先月末の水曜日は後輩ちゃんと映画『キング・コング』を観ました。

プリキュアやシングなど家族向けの映画も上映し、春休みも相まって映画館はお子様と保護者の方で大変に賑わっていて、チケット売り場の列は『こちら最後尾』の看板を持ったスタッフさんまで、長々と続いていました。

平日だというに、おそろしや春休み。

 

久しぶりに王道な映画を観た気がします。ネタバレがあってはならないのでオブラートに軽く包み、慎重に選考した言葉で抜粋しお伝えするのならば、以下、感想。の前に前振り。

 

わたしの父は映画が好きで、わたしと妹は幼少期、よく映画館に出掛けていました。もちろん母も一緒に。ドラえもんジブリゴジラなどの特撮系、子供向けの映画が主で、自宅ではビデオテープに録音したたくさんの映画を、何度も鑑賞していました。父という人は今でこそ、家族と食事をするのを楽しみにしているごくごく一般的な父ですが、当時は目に見えて子供嫌いで、わたしや妹が騒ぐと(妹は今は一見、明るい子ですが子供の頃は非常に静かで、あまり喋らず表情もなく、何を今考えているのか家族でさえまったく、分からない不思議な子でした。なのでこの場合、しゃかりきになって騒いでうるさいのは10割の確率でわたし。)それを邪気にして、絶対的に、構ってはくれない父らしくない父、でした。

 

家族で動物園に出掛けても、みんながある程度見終わったら父は『パチンコに行く。』と、手短に告げどこかへ消えてくのが常。家族に向いていない人だったと思います。

ただ唯一、映画だけは別。

おそらく純粋に、自分が観たい気持ちがあったからだと思います。父は映画が好きです。どんな子供向けの映画もエンドロールまで、しっかりと観定め、席を立つのはいつも父の合図で行っていました。エンドロールの最中に席を立とうとしたり、映画の感想を漏らすようなことは禁じられていて、タブーでした。初めからそれを刷り込まれているわたしや妹、母にとって、映画の最後はいつも緊張して、余韻を楽しんでいる父に気を使い、なんだか不思議な場面でした。

 

あの頃観ていた映画は、ほとんどが王道のラインナップで、父がわたし達の趣味に譲歩してくれた部分は少しあれど、少なからずわたしは、あまりその映画の選出が好きではありませんでした。ストーリーが頭に入ってこない。上映中は注意力散漫な状態でした。しかし、静かに鑑賞しないと父や母に怒られるので、苦痛な時間でもありました。大人になってからも、十代のときも、映画を観る習慣のないわたしですが、好きな映画は邦画のいわゆるサブカルチャーの系統にあたるものみたいです。みんなと同じ場面で明らかに『悲しいでしょう!』『楽しいでしょう!』『歯がゆいでしょう!』と繰り広げられる展開に、泣いたり、笑ったり、怒ったりすることが、子供ながら、なんだかバカバカしく感じてしまっていたからでした。テレビで充分な内容だとわたしは冷めた子供でした。

 

今回の映画は王道、と冒頭にて触れましたが、今のわたしには新鮮で、とても楽しかったです。曲がった観点から拒んでいたチャンスを、後輩ちゃんに誘ってもらうことで、打破し手にすることが出来て、彼女には感謝しています。未確認生物のCGは本当に存在するような錯覚に陥らせる、秀逸な映像処理で、息を飲んで次の展開に期待したり、ハラハラして、ビビリなわたしは目を塞いでしまった場面もありました。それに、ラブ・シーンがなかったこともわたしには好印象でした。純粋にアクション映画として楽しめました。

 

父もきっと好きな映画だろうな、と思いました。近年父と映画を観ていないので、(最近、実家に帰ったらパソコンのYouTubeで『陰陽師』の古い映画を、父は一人鑑賞していました。)いつか機会があったらまた、家族でも映画館に行きたいです。

 

映画を観終わった後は、後輩ちゃんのお家でお昼ご飯にと、彼女が作ってくれたガパオライスをいただきました。ものすごく美味しかったです。わたしは火が怖くて、料理も好きではないので、彼女の自立心や、こころのこもったお料理に感動しました。

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コーヒーとイチゴのロールケーキまでご馳走になりました。初めて食べたその味に、美味しさに、脱帽でした。写真を撮っておいてよかった!今、見返しても涎がでるくらい!美味しかったです。感謝。

 

わたしは祖母を二人とも亡くしました。祖父も、です。

彼女のお家にお邪魔することは、彼女のおばあちゃまや、おじいちゃまにお会いできる、という、わたしには大きなメリットがあり重要なことなのです。短い時間でも、挨拶だけでも、ご家族とお話する時間はわたしにとって、彼女と楽しく話す時間と同じくらい大好きな時間です。この時もお話ができて嬉しかったです。お土産にチョコレートを3つもいただき、赤々として美味しそうなトマトまで、持たせてもらい、頭が下がる思いです。

 

友達の学校での後輩の彼女に会えて、わたしは幸せです。この日は、貿易と鎖国と核弾頭について、(なんだか小難しそうですが、実際は例え話で、本当にうまく、ある事柄を表現していて、これ以上の単語は似つかわしくないぐらいハマっているので、あえて訂正しません。)お腹を抱えて笑い、話し合いました。いつになっても、笑うってスポーツ!

 

今日は、ようやっとまとめられました。最近なんだかメンタル面が低迷していたので、うまく言葉が出てこなくて困りましたが、なんとか今日は!

連続投下、失礼します。

次回は、今週末、宮崎県にまた家族で、今度は従兄弟の結婚式に参加してくるので、その準備のお話が書けたらいいなと思っています。

 

 

超・スリラ/女王蜂

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火曜日の定例行事。

今週は女王蜂の久しぶりのアルバムに飛び付きました。DVDサイズのCD媒体はクリープハイプの『もうすぐ着くから待っててね』と、UNISON SQUARE GARDENの『DUGOUT ACCIDENT』以来です。

パキパキとCDを外す作業、新鮮。

 

アヴちゃんの小粋な漫画付きブックレットや、ライブ映像に魅かれて、初回盤にしました。2010年代、今から7年程前にライブハウスで様々なバンドの対バンで女王蜂のライブを3、4回ほど観て以来だったので、今の女王蜂を知りたくてライブ映像を観る必要がありました。

 

女王蜂のライブを現場で初めて観て、まずビックリしたのは、ファンの皆さんが艶やかに舞いこなす、綺麗な、個々さまざまな原色で彩られた無数の羽根つき扇子の存在でした。妖艶な雰囲気がライブハウスを包んで、目を逸らせない、いや、逸らしちゃいけない、幻影のように鮮やかななか、歌詞から、演奏から、リアリティが蔓延し、蔦を伸ばして絡み付く。不思議な感覚を覚え、それらが印象に強く残っています。

 

ボーカルのアヴちゃんは奇跡の人なんだと、なにも知らないわたしは思っています。男女という括りではなくて人間本来のかたちの、更に奥、ヒリヒリした部分に、臆する事なく掴みかかってくる感じ。経験の無いなかでこれらを表現しようとしては無理がくる。アヴちゃんはおそらく、少なからず体験した日々に基づいて、歌詞の世界を、しがらみなぞなんのそので繰り広げてくれている、一つの芸術のような気さえわたしには、してきます。

 

一曲、一曲が尊い

でも、こんなこと、今までや最近、明るみにしてくれる果敢なバンド、なかなかいないです。女王蜂のアルバムは幾つか持っていて、『デスコ』という曲が、映像作品の『モテキ』に起用された頃から、わたしは少しずつアルバムを聴いていました。鮮烈な歌詞にいつも聞き入ってしまう。半端な気分では再生できない記憶。

 

しかし、今の女王蜂は当時の女王蜂とは違う、女性の持つ強さのような、根深くて大きくて暖かみのあるなにか、が、垣間見える気がしています。同時に、鮮烈な歌詞は変わらずに存在しつつも、ダンスチューンも取り入れていって、近年、変化がみられます。大人の〜、子供の〜、と垣根のない、自由極まりない遊び場への啓示も促していて、リズムに乗った時の研ぎ澄まされた高揚感がわたし個人、癖になってやめられない素敵な要因の一つです。生きることはこんなにも強くいなければならず、いつも儚い。夢のようで現実。現実のようで幻でしかない。ハッとさせられ、同時に助けられてもいる自分に気づいた時、女王蜂の目論見は大成功を収めている、のではないでしょうか。

 

『スリラ』という曲がわたしは大好きです。今回のアルバムには『超・スリラ』が収録されていて、CDショップで曲のタイトルを眺め、それを発見したときの歓びといったら!うれしかったです。

MVのアヴちゃんが可憐で、すばらしい映像なので、初めてYouTubeの動画を貼り付けようと思います。去年の6月に何十回とリピートして聴いていた曲です。

 

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この曲はアップチューンなダンスナンバーですが、7年程前の女王蜂はアンダーグラウンドな匂いがプンプンにしていて、今とは異なった手法でした。ダンスナンバーでの女王蜂の舞とは、様々な儚さを併せ持った彼女たちが作るダンスホールであればこその、醍醐味があります。ダンスといえども、その真の意味や背景を如実に現していて、人間の汚さや、一夜の楽しみの中毒性も物語っています。

 

鋭利で尖った部分を忘れずに、長く活動を続けているバンド。新しい変化を恐れず、むしろ自分たちの食べ物のように消化し、展開していること。ボーカルのアヴちゃんにしか持てない感覚や強さに突き動かされ、今回、大傑作と称されるこのアルバム『Q』の目論見は、以前にも増して素晴らしいかたちで大成功を収めている、とわたしには感じられました。

現にわたしは、火曜日から何度となくリピートをかけ、ヘビロテして聴いています。

 

この曲もそんな感度で披露されていて、昔の女王蜂からは考え難いメロディや歌詞ですが、彼女たちだからこそ描けるという部分を知って聴くと、サビやメロディがとてつもなく気持ちいいです。

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今日はまた書きたい記事がたくさん溜まってきたので、まとめ途中だった、女王蜂についてを投下します。

 

アヴちゃんや女王蜂の皆さんには、まだまだ活動を続けて欲しいです。

生きることは個々それぞれ、奇跡の連続なのかもしれない。わたしも自分にとって良い出来事だけでなく、それ以外のことも

 

巡り合わせを信じて、受け入れていたいと思います。

今夜も『Q』を聴いて寝ます。おやすみなさい。