24h

千日紅/GO!GO!7188

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一昨日の夕ご飯はスパゲティのナポリタンでした。

母が作ってくれる料理はいつも美味しくて、栄養バランスも考えてくれているので、料理を一切しないわたしは、常日頃、母に頭が下がる思いです。

 

食欲を増進させる副作用のある安定剤を、夕方と夜に飲まなくてはならなくなり、5年が経ち、10年前と比べわたしは20kg以上体重が増えてしまいました。増え続けていた体重は、今年の健康診断の時に分かったのですが、去年より5kg落ちました。増える傾向にあった昨今なので、体重が減っている事に驚きました。

母が、食事の主食の前に大きなお皿いっぱいにサラダを作ってくれているので、その効果が出たのだと思います。何も無理せず、お昼のお弁当も腹八分目で食べるのをやめ、残りは帰宅前に、買い食いをしないように食べています。お菓子の無茶食いもやめました。何かうまくいかない事があると、食べ物を食べることで得た満腹感で、心を満たそうとし、太っても、『どうせ、わたしなんか。』というやさぐれた気持ちで、食べ物を利用していたと今になって思います。随分、食べ物に失礼を働いていたと思うのです。

 

自分自身の自信のなさ、は未だ健在ですが、自分を卑下することと、自信がないことは別な気がします。自信がない事によって、随分と曲がった感情が産まれてしまうのは否めないと思います。でも、30歳になって、時間とお金は有限であると認識したら、今この瞬間を、いくら自分に自信がないからといって、安売りしたり、まごついて何も成せなかったりするのでは、本来の意味合いが変わってしまう。そんな風に思います。ある程度の尊厳やプライドは、必要なのだなと思います。

 

わたしがわたしを取り戻すために、先日、10月22日、いつも通っているピアススタジオで、アイブロウを開け直してもらいました。アイブロウというのはその名の通り、眉にするピアスです。19歳の時に一度、同じピアススタジオで開けてもらったのですが、もう、随分とピアス自体を外してしまっていたので、ピアスホール(穴)は塞がっているだろうと、踏んでいました。

しかし、いざ右の眉に開けていただこうとしたら、穴がまだ残っていたらしく、ピアスを通しただけで手術は終了しました。耳の軟骨部分にも、左耳に2つ、右耳に1つ、を、ピアスホールは空いていたので、スタジオで買ったピアスを通してもらいました。耳の軟骨は14Gの太さのピアスだったので、穴を広げなければならず、通す時、ちょっと痛かったです。

 

19歳の時、アイブロウを開けてもらった時、まったくといっていいほど痛みはありませんでした。眉を指で掴まれるような感触がした、と思ったら、『はい、開いたよ。』と、ピアッシングしてくれた方が声を掛けてくれたので、目を開けたら、完成していました。ほんの30秒も、かからなかったと思います。

 

自分でピアッシングすることの危険さを、そのピアススタジオで教えていただいたので、わたしはまたピアスホールを作るときは、あのスタジオに行くと思います。

右耳のトラガスが安定しているので、今空いているピアスホールは、全部で10個です。

わたしはしたいことを悔いなく、したいです。

 

それ以来、職場では右眉に絆創膏を貼って、接客をしています。明日は週明けとはいえ、本物のハロウィンなので、フランケンシュタインよろしく、絆創膏は1日だけ、封印しようと思います。

ROCKET DIVE/hide

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今日はハロウィンを目前に控え、職場で飾り付けを終えたパートさんと、明日から3日間、来店されたお客様にお配りするお菓子、について話し合っていました。さすが、小学校生の息子さんを持つ主婦!お子様が喜びそうなモノを分かっているお菓子のセレクトでした。子供がニガテなわたしとしては、大いに助かりました。

『一年のうちで一番好きな行事が、ハロウィン。』と豪語していた、日々を超えて、わたしは、今年のハロウィンボールのライブ参戦を断念しました。毎年、行っているけれど、今年は宮崎に行く旅費のことがあるので、我慢します。

 

父がくれた、モロゾフのチョコレートの缶が可愛くて、とても気に入りました。

 

以下、寝落ち。

Love communication/THE YELLOW MONKEY

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お久しぶりです。のぞみです。わたしは元気です。

10月末はいろんなことがありました。

 

MIYAVIさんのライブに後輩ちゃんと行ったり、久しぶりに恋をしたり、雇用について勤め先と話をしたり、イエモンのCDとDVDを買ったり、いろいろです。

父方の祖母が九州の宮崎県に住んでいるのですが、今年、春から病気を患い、あまり病状が思わしくなく、もしかしたらということも有り得るという事で、近々、母と宮崎にお見舞いに行きます。

 

今日はお仕事がお休みだったので、いつもの診察に病院へ、区役所の用事も足してきました。病院の先生は15年以上わたしのカウンセリングに付き添って下さっています。気持ちの面で、わたしの父より、わたしの事を理解してくれているとわたしは感じています。父は悪い人ではないのですが、精神疾患に関する知識が皆無に等しく、思いやりも、凝り固まった自分の考えで処理してしまうため、あまり理解を示してくれていない、とわたしはそこの部分に関しては、父と距離を置いています。妹も、父とは相性が悪く、今は、住んでいるところ及び、心の面でも、彼女も距離を置いてうまく付き合っている様子です。

 

夜中、眠れずに悶々と朝を迎えることが、なくなりました。

先生にもいい報告ができたと自負しています。

好きな人ができました。一目惚れに近い感覚で、久しぶりの気持ちに少々、浮かれ気味でした。

『でした。』というのは、本当に今、その気持ちが冷めてしまったから言える言葉です。好きになった方との条件や背景を思えば、すぐに『諦めた方が良い。』形だと、後輩ちゃんに相談してみて、身に沁みて分かりました。わたしは、条件や背景なんて、恋愛に関係がない、と飛び出してしまうタイプなのですが、今回は学習させてもらうことにしました。、自分の気持ちに気付いてしまってから、このブログとは別に、そろそろ買い替える必要のある手帳に今の心境を書き留めていたのですが、26日をもってその手帳も終息を迎えました。

恋愛とはジェットコースターのようなものだと、後輩ちゃんと話していましたが、(わたしもそのように感じる。)ジェットコースターに、『乗る』か『乗らない』か、は自分で決められる、と思います。今回は『乗らない』を選択した、ということですね。

 

眠る前、その人のことをぼーっと考えていて眠れるようになり、朝9時に起きれるような習慣がついたので、彼には感謝しています。今はタイミングじゃなかったけれど、わたしもいつかまた、恋をするんですね。あんなに振り回されてしまうのに、。不思議。頃合いが同じくして、イエローモンキーの初期の音楽ばかりを聴いて、ドキドキしていましたが、そのドキドキも少しづつ、消えました。

まだ、ライブのDVDを観れていないので、今度の休み、観ようと思います。

今日は以上!

リバーシブルー/クリープハイプ

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風邪をひきました、先週の水曜日。

今はもう、喉の痛みのみで元気です。漢方薬、さまさまです。

急に肌寒くなって、雨続き、夏の終わりを感じさせたと思ったらすぐさま秋めいてきて、あっという間に今年もあと二ヶ月ちょっと。うかうかしていたら、2016年、何していたっけ?なんてつぶやいてしまいそうで、焦ってブログを書いています。

 

一週間前の夜半過ぎ、午前3時頃、わたしは消灯した部屋で息を飲んで、『ソレ』の様子を伺っていました。その時わたしの眼球はハッキリと見開かれて、まるで、夢野久作の小説『ドグラ・マグラ』の冒頭、今しがた目を覚まし、隣の部屋の泣き叫ぶ女性の様子を伺っている男性のごとく、ギョロギョロな眼をしていたと思います。非常事態も緊急事態。自分が誰なのかもいっそわからなくなりそうでした。そのぐらい、焦っていました。

というのも、冒頭からいきなり『ソレ』の名称を言葉にしても、助けを求めた故に、頼みの綱である寝ている母を叩き起こし、パニクってなんとか事情を説明しようとした時と変わらない伝わり方を、このブログでも引き起こしそうだからです。

 

まず、わたしのいる家について説明します。何事も順を追って話さないといかんです。

わたしと母の住むお家は、平屋の一戸建てで家の周りをぐるりと狭い、小柄な人限定で一人分入れるか入れないかぐらいの隙間があります。野良猫がたまに通っていくのを見かけます。玄関に近い部屋が主にわたしのスペースで、このお家のリビングでもあります。奥の部屋は母のベッドがあり、特にそうと決めたわけではありませんが、母の部屋です。母の部屋には窓があって、わたしのいるリビング、定位置から右側にも窓があります。

して、その晩はいつもと変わらず、わたしはリビングにマットレスを敷き、横たわっていました。家の前を自動車やバイクが通り、部屋の電気を消灯してからもう、2時間が経とうとしているのに、なかなか眠れず、走り去っていく車のヘッドライトの灯りや、バイクのエンジン音を感じながら、ぼーっとしていました。

 

急に、玄関の方角から『物音』を察知したわたしは、上体を起こして、暗闇の中、眼を見開きました。『ソレ』は確かに何かしらの「意思を持って」、動きを見せ、物音を引き起こしているように感じられ、上体を起こしたまま固まり、音のする玄関を睨んで見守っていました。

まさか、そんな。。。

信じたくないし、信じられない、夢ではなさそうだし、夢なはずがないし。。頭の中は不安と焦りとでいっぱいで、身の安全の確保については、何も構築されない思考が渦巻いていました。そう、!!これは、何らかの形での『不法侵入』!あるいは『強盗、のようなモノ』!。。。

信じたくないけれど紛れもない事実は、わたしのそんな思考を見透かし、煽るように事態を悪化させていきます。『ソレ』の物音は、カツカツという音を立て、玄関から着実に、移動し始めたのです。真っ暗闇にいる危険性をハタと察知し、我に返ったわたしは、パニック寸前で飛び起き、音のする方に向き直りました。

勘弁して!!本当に!!。

 

半泣きの状態で、物音が移動した先、右側の窓を、ゆっくり、できるだけ、落ち着いて凝視すると同時に、最後の抵抗、『お前のやってることは密ではない!』と言わんばかりにわたしは、部屋の電気をめいいっぱいに点けました。相手は凶器を持っているかもしれない。その時の思考はそれに尽きていて、相手に、わたしが気づいているということを知らしめる(後になってみてこれが得策だったとは言い難いですが。)行為になると思いました。

やってやる。、!!!

という、気分でもありました。悲しいかな、もう、日常は非日常であり、取り返しのつかない事態に陥っている、。相手がその気なら、わたしにだって守りたいものぐらい、ある!!、、、そういう覚悟まで、暗闇の中、息を潜め、築き上げ、思い切って、電気を付けたのでした。

 

窓はすりガラスになっているので、ぼんやりと、『ソレ』は浮かび上がってきました。

網戸のない方の窓に、いました。

、、、、、事態を確認するまでに、時間を要しました。だって、『ソレ』は、わたしの先入観と妄想からの産物とは、ずいぶんと違ったナリをしていたからです。

 

凶器を携えていなければ、まして、人型、でも、ない。眼は2つ、付いていて。黒ずくめのようにも見え、言うなれば、『タヌキ』。

 

、、、いや。

 

『タヌキ』。。。。!!!

 

 

引っ張った割には、こんな結末で申し訳なくも。、、

『ソレ』は『タヌキ』でした。

ぽかーんです。

しかし、大きさが半端ないのです。尻尾も入れて全長80cmはありました。ヤツは自分の爪で窓ガラスをしきりに引っ掻いていて、サッシの溝に後ろ足二本を器用に乗せ、つんのめった状態で、からだ全体をこちらに向けていました。

窓全面、タヌキ。

ソレと目が合ったところで、わたしの精神はパニックを通り越し、二次災害へ。もう、立ち向かう気なんか失せてしまって、飛び起き、隣の部屋で寝ている母を起こしにかかりました。

 

寝ている母に、『お母さん、!タヌキ!!』『タヌキがいる!!!!!』と騒ぎ立てた三十路はわたしです。

母は、目をこすり、メガネをはめながらも冷静でした。後で聞いた話ですが、わたしが完全に、ここのところの仕事の疲れが溜まってしまっているのだな、と思ったそうです。

そのとき、『わかった、!』と母は即答しましたが、

わたしは(いや!全然わかってない!!!)と内心、自分のコミュニケーション能力と言葉のボキャ貧をもどかしく思いました。そして同時に、このまま、母が何も臆することなくタヌキのいる窓、を開けてしまったら、、、!と考え、顔面は蒼白モノでした。

 

ゆっくりとですが、確実に、わたしよりずっと早く、母は状況を把握しました。

『大きいねー!のぞみ、写真に撮っておけばー!?』という、

東京タワーの展望台ででも交わされそうな発言を母がするので、わたしの張り詰めていた気持ちは、ずいぶん、楽になりました。、

タヌキを写真に収めるような、心の余裕はないわたしなので、写真を撮り損ねてしまったのですが、本当に、ヤツは体が大きかったです。尻尾もシマシマで。

 

しばらくして、タヌキが窓ガラスの端の隙間を引っ掻き始めたので、母が、『入ろうとしてる!!』と、ものすごい勢いで窓ガラスを叩き、結局、追い払いました。家の周りの隙間の野良猫・通路に消えて行きました。

夢、のような、出来事でした。

 

朝になって、母に、確かにタヌキを見たかどうか、確認しました。証人はわたしを含めやはり二人、で。ちょっと安心したのは事実です。その晩、ネットであれはなんだったのか調べてみると(わたしはハクビシンだったのでは、と思ったからです。)どうやら、様々な特徴から『アライグマ』であることが分かりました。いや、この事実も真実であるかどうか怪しい話ですが、。

母がここに住んで、初めての出来事らしく、もう二度と、!現れないでほしいとビビリなわたしは願っています。。。

 

タヌキが出た!なんて、発言、もう、したくないよ。。。、

いいわけ/シャ乱Q

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朝、8:30。通勤の電車内。

一番奥の端の席に座っているスーツ姿のサラリーマンの人が、イヤフォンで音楽を聴いていました。わたしはちょうど斜め向かいに立っていて、たまたま、サラリーマンの方がスクロールするスマホの画面が、目に入ってしまいました。

そこには、ピンク色の背景に白い字で『シャ乱Q』と書いてあり、CDジャケットのようでした。サラリーマンの方は、わたしより年上に見え、おそらく30代後半から、それ以上の歳ぐらいの年代の方だったように思います。

後になって調べてみるとそれは、ベストアルバムで、〜四半世紀伝説〜という名前のCDでした。四半世紀、ベスト、と名の打つ通り、収録曲はどれもわたしが当時聴いていて記憶しているモノばかりでした。

 

友達と悪ノリしながらカラオケで歌ったり、ギャンブル好きの父がパチンコ屋のBGMで『いいわけ』を聴いて、『いい歌だな。』(父のいい歌、の基準といわんとする意図が分からない発言)とこぼしていたことなどを思い出しました。同時に、別れの歌を多く歌っているシャ乱Qなので、そのサラリーマンの方にも、恋をしてきた経歴があり、何かしら心に響く要素があって、ほぼ満員の電車内、朝からそれを聴いていたのかな、と思いました。もしかしたら、失恋した直後のタイミングだったのかもしれません。

 

実は、わたしが初めて自分のお小遣いで買ったCDは、シャ乱Qの『ズルい女』と、岡本真夜さんの『tomorrow』、二枚の8cmCDシングルでした。当時、小学校3年生。すごく対照的な印象の2曲ですが、どちらも盤が擦り切れるまで聴き込んだ記憶があります。90年代の匂いがして、今でもたまに、思い出したように懐かしんで聴きます。

偶然、わたしがいる車両に乗り合わせてしまい、こんなわたしの自動思考にお付き合いいただいたサラリーマンの方には、申し訳なくも、。

 

今日は、午前中で就業時間が終わったので、だいすきな多田便利軒のDVDを観て、仮眠もしました。近頃、びっくりするような出来事があって、それをブログでまとめるのに苦戦していて、なかなか記事をupできていなかったので、このくらい、書きます。

おやすみなさい。

P and A/藤崎彩音

 

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数日前から、予約を取っていた映画を劇場で観てきました。

 

日付が変わると同時に、待機していてネットで予約を取ったのですがあっという間に席は予約で埋まり、開演前日には、ほぼほぼ完全に席はすべて埋まっていました。その勢いにびっくり。映画も久しぶりだったので、ひじょうに楽しみにしていました。

I氏とは夕方頃に待ち合わせ時間を決めたので、早起きが苦手なわたしにとっては、ありがたかったです。

 

当日、日曜日の喧騒のなか、待ち合わせ場所に遅れずにI氏が来ていて、電話をかけてくるあたり、今日はいつもと一味違う、何かが起きるかもと感じざるを得ませんでした。結局のところその予想は、当たらずも外れず。

 

移動中の電車内で、『そろそろ、一人暮らしがしたい。』と漏らすI氏に動揺を隠せない(友達として心配な)わたしは、『お米が炊けたら、何とかなる!』とか、訳のわからない身勝手なアドバイスをしつつも、それが『来年』に決行されるらしいことを知り、胸中は不安でいっぱいでした。言うなれば、お坊ちゃまで、現実問題、末っ子の彼が、自炊に、!洗濯、!掃除、!それを、ひ、ひとりで!!、、I氏のポテンシャルを下げないためにもそれら出かかった言葉達を、口にはしませんでしたが、実際、わたしの目が泳ぎまくっていたのは隠し通せない事実であったように思います。きっと、ここ最近の彼の気持ちのなかで、何かしら、変化があったのだと思います。そう考えると、『おめでとう!』と言ってやるのが腐れ縁の友達の努め、のようにみえますが、とにかく心配の方が優先してしまっていて、なぜか電車に揺られながら、わたしの挙動不審・モード全開。

 

今回、都内に出掛けたので、駅についても終始、方向音痴と地図が解読できないことから、わたしとI氏は冷や汗をかきながら、なるだけ、田舎者だとバレないように努め、人に道を尋ねる案を蹴り、グングンとあさっての方向に突き進みました。やっと劇場に無事、辿り着いて、とりあえずチケットを発券し、近くの公園をブラブラ散歩することになり、『銀魂、実写化』や、『こち亀お疲れ様話』などについて(つまり主にジャンプネタ)談義し、道道、なぜか園内に落ちている強烈な匂いの元、銀杏を踏んづけた、だの、これは回避できない、だの呟きながら、あてもなく歩き回りました。

わたしは、背の高く、体格の良いガッシリしたSと、背の順で一番前に君臨していたI氏は見た目はあべこべでも、純粋であり素直であり、話していると感じる柔軟性がある点が共通しているな、と個人的に思っていて、同時に彼らは男子であるにもかかわらず、いっそ比べてわたしが一番鈍感で、対二人のナイーブで、繊細で、本当は傷つきやすい、ことの真意を知っているので、少々、彼らに豪快さを求めてしまったり、口にしてはいけないであろうワードを広げてしまうことがあります。いつも解散した後は密かに、行われた、交わされた会話を頭の中で反芻しては反省します。集中力が切れてくると、わたしは伝えたい、言いたいことにワンクッション置いて言葉にする、ということを忘れがちでいかんです。

 

映画は、観てよかった、と思える、素敵な展開でした。ちょっとうるっとくる場面もあって、グッと涙腺を引き締め、耐えました。この映画を観るのが3回目のI氏は、関連書籍をほとんど揃えるまでにハマっていて、わたしが『いやー、これは何回か観たくなる映画だよ!』と終演後、感想を話すととても喜んでいました。本当に、いい映画が観れて嬉しかったし、映画館で映画を観るという行為そもそもが、至極、贅沢で有意義な時間だったと思います。

 

その後、I氏の考案で、漫画原作のGANTZ:O展に行って来ました。パシャパシャとスマホのシャッターを、ここぞとばかりに切りまくるI氏。原画をカメラにおさめている様子でした。わたしは、キャラクターの山咲杏さんのグラフィックやムービーを見て、『夙川ボーイズのリンダdadaさんに似てる。大阪弁なところも。。。あるいは、最近行くようになった、ぞっこんしているアパレル店の店員さんに激似、!』などと黙って思いを馳せていました。VRという新しい体験もしました。音と振動と視覚で、短い時間でしたが、さっき観た映画と同じくらい印象に残りました。怖い映像がホントに怖く(日本語おかしい)、夜眠れなくなるやつだな、と思いました。リアリティー満載でした。また、劇中歌を歌っているドレスコーズというバンドは、わたしが以前好きだった毛皮のマリーズというバンドのボーカル、志磨遼平さんが歌い手で、久しぶりに志磨さんの声が聴けて、少しうれしかったです。

 

それからは二人で夕食を摂り、(また都内をさ迷いなんとか辿り着いた。わたしに至っては、グーグルマップのアプリをインストールするところからのスタート。ぇ)いろんな話をしました。なんだかんだ言って、旧友がいることは有難いです。気兼ねなく、自分をさらけ出しても、いつものことだ、と驚いたりせず、構えていてくれる。わたしの母方の父、祖父が口を酸っぱくして、『学校に行ったら、友達を作りなさい。』と言っていたと母が言いますが、それはとても大事なことなのだな、と今、もう学生時代に戻れなくなって初めて、強く思います。

 

今日の行事はそんな感じで、満了しました。

帰りの電車の中で、好きな食べ物の話になったのですが、あまり食にこだわりのないI氏にそれを尋ねると、彼は、恐る恐る、

『カレー、、、。あと、キクラゲ。。。』と呟くものだから、笑いを堪えるのに必死でした。実際問題、吹き出していたと思います。ちなみにわたしの好きな食べ物は『天丼とジャガイモ。』です!(どや)

また、半年後くらいに、I氏とは会うことになるので、特に寂しくはありませんが、近頃アクティブな彼の動向にわたしはまた勝手にヒヤヒヤするのでしょう。

友達の少ないわたしですが、このI氏とのアンニュイな、というか、なんとも形容しがたい関係は継続していく方向で、これからもよろしくお願い、したいです。

ディアブロ/水曜日のカンパネラ

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水曜日のカンパネラのフリーライブに行ってきました。

お台場までの道のり、ゆりかもめの車内、窓から見える外の景色が、海の近くということもあって見ていて心地よかったです。グッズ先行販売開始の1時間前に会場に着いたわたしは、結局、無事に7000円の福袋を買えました。喫煙できる場所を求めて、アクアシティお台場まで移動。仕事上がりの母待ち。早速、福袋の中を見てみました。

鉄屑のコーチジャケット(黒)を以前ネットで注文し持っていたので、欲しかったのは、プルオーバーの白いパーカーでした。

・・・パーカー、入ってました!福袋はサイズで分かれていて2展開、わたしは大きい方を購入したのですが、希望はXXLでした。まんまとXXLの中身。白いパーカーと、UMAのツアーTシャツ、丸いプリントのTシャツ。赤いハンカチと黒いハンカチ。ボールペン黒と赤2本に、High-Me-Tokyoとコラボしたべっこうのイヤリング。

万々歳。福袋らしからぬ豪華な中身で、水カンの粋な計らいに感謝です。

 

開演の15分前に母も到着。 二人で潮風公園から入場した頃には、会場はものすごい人でにぎわっていて、びっくりしました。カレーメシを配っていたり、グッズ売り場やステッカー、缶バッチの引き換えに並ぶ人。人、人、人、!前列にはぎっしりと待機中のファンの方々。わたしは母と後ろの方に並びました。

 

SEが止み、ライブ開始か!とみんなが息を飲んで見守る中、一台の救急車がサイレンを鳴らしながら会場を回り、、。まさか、!!

そのまさか、でした。救急車は白い垂れ幕をすり抜け会場に突入。『チュパカブラ』のイントロが流れ、搬入用のドアが開くと、車内の映像がステージ正面スクリーンに映し出され、そこにコムアイさんが。ピンクの照明を浴びながら、彼女が担架に運ばれる形でライブは始まりました。『シャクシャイン』や『ディアブロ』が聴けてうれしかったです。『雪男イエティ』では、クレーン車に飛び乗ったコムアイさんがずーっと高く高く、上昇していって、高所恐怖症のわたしはすこしクラッとしました。

『ラー』でカレーメシを客席に投げまくる彼女。わたしにとって思い入れのある曲だったので、生で演出を拝めたり、歌が聴けて感動しました。『メデューサスマホのライトをみんなに点滅させるよう呼びかけるコムアイさん。キラキラ輝くライトの総数およそ3000越え、客席から見える景色が綺麗でした。『松尾芭蕉』、ライトの演出が素晴らしかったです。光のマジック。

 

透明な丸いバルーンに入って、客席前方で転がりながら歌う『桃太郎』がラストかと思いきや、後ろの方まで行けなかったからと言う理由で『ドラキュラ』が始まりました。真ん中に設けられた通路を裸足で走り、みんなにハイタッチしていくコムアイさん。会場に着いてから、わたしがずっと聴いていた曲だったので、大合唱。

無事、死んでしまうような人も出ず、ライブは終わりました。母と母が買ってきてくれた肉まんを食べ、ゆっくり帰宅しました。

あれだけ自由なライブをあの規模で行うには、相当な配慮が行き届いていないとできないです。尽くされたライブだったなー、と帰りのゆりかもめに揺られながら思いました。母もノリノリだったので、誘ってよかったです。楽しかった!

 

明日はI氏と『君の名は。』を観てきます。

おやすみなさい。